※この記事は2020/12/07日に更新されました。
未経験からエンジニア転職を目指していろいろ準備していたけれどコロナで不景気だし転職できるか不安だな・・・
不景気でも未経験でエンジニア転職を成功させるにはどうすればいいんだろう・・・? |
今回はそんな方達に向けた記事になっています。
どうもこんにちは鈴木まさひろです。
私は2020年の4月にバイク屋さんの店員から未経験でエンジニア転職しました。
まだ転職して半年くらいなのでスキルはほとんど素人と変わりませんが一応、現役のエンジニアとして働かせてもらっています。
私は仕事柄、未経験でエンジニア転職を目指している方とお話しすることが多いです。
そんな人たちがほぼ全員抱えている悩みが、
「コロナウイルスの影響で求人が減っているのに未経験でエンジニアに転職できるのか不安」
という悩みです。
今回の記事では実際にIT業界にエンジニアとして働いている私、水樹がコロナショックの今、未経験からのエンジニア転職の現状について、エンジニア転職するには何をすればいいのかについて書いていこうと思います。
それでは行きます。
■目次
コロナショックの今、未経験からのエンジニア転職は実際できるのか?

コロナウイルスで求人が減っていて未経験でエンジニアとして採用してくれる企業が少ない、こんな状況でエンジニア転職は成功させることができるのか?
結論から言うと”かなり厳しいが不可能ではない”です。
理由は後述しますが、コロナショックによる不景気の影響をIT業界はもろに受けています。いくら人材不足の業界とはいえ、今までの採用基準より厳しくなっています。
だからといってエンジニア転職は無理なのか?といわれればそうではありません。
私の知り合いで未経験からエンジニアになっている人は大勢います。
しっかり対策をしていけばエンジニアになることはできるのです。
IT業界ってそもそもコロナの影響受けてるの?
他の会社は分かりませんが、少なくとも私の働いている会社はもろにコロナの影響を受けています。
というのも、私達の仕事はお客さんの業務上の問題をITの力を使って解決すること。今まで手作業でミスが多くて時間のかかっていた事務仕事をシステム化してミスが少なく効率的にするみたいな感じです。
つまり、もともと手作業でできていたような仕事なので今すぐシステム化しなくても仕事自体はできてしまうんです。
「後々絶対にIT化しなきゃいけないけれど今は予算が厳しいから後回しだな・・・」
これがお客さんの本音です。
僕らの仕事はお客さんから後回しにされやすくどんどん注文が減っていっている状況です。
実際どんな状況なの?
今は仕事自体が少なく、中堅以下のエンジニアが余っている状況です。
これは私の会社だけでなく、業界全体として人が余ってしまっています。中堅のエンジニアでさえ仕事がもらえないのだから未経験の新人を一から育てて戦力にしようっていうやる気のある会社はなかなか少ないのが現実です。
そんな状況の中未経験からエンジニアになりたければそれなりの努力をしなければ難しいでしょう。
本当の不景気は2021年春頃からと言われている
2020年はまだコロナの影響を受ける前に決まった通常通りの予算で動いている会社が多いです。しかし、2021年に入るとコロナショックで予算が通常より縮小し、後回しにできるような仕事は受注できなくなってしまいます。
私の周りでも2021年は厳しい年になることが予想されています。
コロナショックの中未経験でもエンジニアになるためには
こんな状況なので普通にやっていても(新卒は別だけど)エンジニアにはなれません。
徹底的に他の応募者と差別化することが必要になってきます。
ここで私が必要だと思う差別化の方法をまとめます。
・基本情報技術者試験の合格(無理ならITパスポート試験)
・何か一つ言語を勉強する(資格など取ると◎)
・勉強した言語で小規模なアプリを作ってみる
・ITを未経験でも挑戦したいと思う強めの動機
・応募先企業の徹底的な研究
もう少し詳しく書いていきます。
基本情報技術者試験の合格
まずはベタですが資格の取得です。
その中でもおすすめの資格が基本情報技術者試験です。
全くの素人でもしっかりと勉強して過去問をある程度解いていれば合格できるレベルの難易度かつ、エンジニアには必須と言われている資格です。
全くの別業界からIT企業に転職する際勝負となるのが職務経歴書、履歴書などの書類です。
コロナショックで選考基準が厳しくなっているので未経験者は年齢などの理由で書類で落ちることも多いです。面接へ進むことすらできないという話も結構聞きます。
しかし、別業界から転職する人でも、基本情報技術者の資格を持っていればIT企業への転職を本気で考えていることをアピールできます。面接への通過率もアップするはずです。
基本情報技術者試験が難しいと感じるならITパスポート試験の合格を目指しましょう。
基本情報技術者試験よりも1段階難易度が下です。もちろん国家試験なので一度取ってしまえば一生ものです。
試験はほぼいつでも受けられるのでハードルも低いと思います。
何か一つ言語を勉強する
なんでもいいのでプログラミングの学習をしましょう。
参考書を買う、今話題のプログラミングスクールに通う、ネットにも情報はたくさんあるので完全独学でプログラミングを学ぶことはやる気さえあれば難しいことではありません。
おすすめなのは私も利用した職業訓練です。
無料でプログラミングを教えてもらえるどころか失業保険をもらいながらプログラミングを学ぶことができます。雇用保険を1年以上払っている人ならだれでも応募することができるのでこれから会社を辞めようと思っている人はチェックしておきましょう。
勉強した言語で小規模なアプリを作ってみる
実際に勉強したプログラミング言語で何か製作することでそれを面接官にアピールすることができます。
教科書通りに勉強していますって話も悪くはないんですけど、何か成果物を作る過程でいろいろ調べて苦労した話を面接で話した方が面接官への印象もいいです。
ここで気を付けないといけないのがアプリをポートフォリオとして面接官に提出するために作るわけではないこと。ぶっちゃけ未経験者が独学でポートフォリオなんか作ってもよっぽどクオリティが高くなければ面接官からプラスの評価をもらうことはないでしょう。(むしろマイナスになってしまうことも・・・)
ポートフォリオを作って効果が出るのはある程度実務経験を積んでから転職をする人です。
未経験は技術よりもポテンシャルでアピールしましょう!
ITを未経験でも挑戦したいと思う強めの動機
なぜほかの業界ではなく、IT業界なのか?という誰もが聞いて納得できる動機が欲しいです。
「PCが昔から好きでプログラミングを学び始めたら面白くてはまってしまいました。自分でアプリを作成してリリースするのが夢です!」
とかですかね?
動機については他の転職サイトなど専門の人が書いているサイトを参考にしてください!
まぁ、ぶっちゃけ個人的にちゃんと筋が通っていれば動機はなんでもいいと思います。
動機と会社の事業内容がマッチしていればさらに○。
応募先企業の徹底的な研究
応募先企業の徹底的な研究はどの企業に入るのにも必要なことですね。
どんなことをやっているのか?企業理念は?従業員数は?会社の規模は?
・・・などなど。
それらの情報を面接で話したい内容や志望動機に絡めていきましょう。
なぜほかの会社ではなく、この会社じゃなきゃいけないのか?など言えるように準備していきましょう。
まとめ
コロナショックで今までよりIT業界への転職は間違いなく厳しくなっています。
だからといって絶対に不可能なわけではありません。
しっかり対策をとって努力をすれば充分転職はできると私は考えています。
この記事を読んでくれた皆さんならきっと転職を成功させることができると信じています!勉強頑張りましょう!
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