■目次
日本人は断るのが苦手?
「日本人は断るのが苦手」と誰かが言いました。
これが本当かどうかは分かりませんが僕は昔、断るのがすごく苦手でした。
例えば・・・
・旅行の計画では友達が行きたいところを優先
・進路は全て親が行けと言ったところへ進む
・部活も親が選んだものをやる
・行きたくない飲み会に参加する
こんな感じです。
内心嫌だなって思ったことでも「自分さえ我慢すれば丸く収まる・・・」と考えて 我慢して「No」が言えませんでした。
この生き方はかなりしんどくて何度も鬱っぽくなりました。いや、今の自分が正常と考えたら当時の僕は常に鬱っぽかったです。
大事なことも自分で決定することができず、自分ではなく、だれか他人の人生を生きている感覚でした。
なぜ断れないのか

僕の場合だと
・相手に嫌われたくないから
・言い争うのが面倒だから
・真面目すぎ
こんな感じでした。
そもそも自分が嫌なことを嫌と言って離れていくような人は自分のことを大切に思ってないので付き合わない方がいいと個人的に思います。
「言い争うのが面倒だから」というのは今も若干そうですが、「言い争わないともっと面倒」ということに気づいたのではっきり自分の意見を言っています。
真面目すぎというのは断っていいものをなんでも断らずに抱え込んだりしてしまったり。そういうことをするといつかメンタル崩壊します。僕がそうでした。
断れるようになると得られるメリット

嫌な誘いを断れるようになれると様々なメリットがあります。
・時間と体力に余裕ができる
・自分のやりたいことにエネルギーを使える
・自分の意志を示せるようになる
他にもありますが僕が感じたメリットで大きいと感じたものはこんな感じです。
時間と体力に余裕ができる
嫌いな人との飲み会、やりたくない仕事など、自分のやりたくないことをどんどん断っていくと時間と体力に余裕ができます。
人間はどれだけお金持ちになっても時間と体力は有限です。お金は使ってもまた稼げば手に入りますが時間は二度と戻ってきません。お金は自分の嫌いなことには使いませんよね?大切に使いましょう。
時間をお金以上に大切に使うことができるようになると人生変わると思います。
自分のやりたいことにエネルギーを使える
時間と体力に余裕ができればそれをそのまま自分のやりたいことに回すことができます。
心から大切に思っている友人と一緒に過ごしたり、自分の趣味に使ったり・・・
僕は学生の頃ラグビーを親に強制的にやらされていて時間的にも体力的にも趣味どころか勉強すらやる余裕がありませんでした。休みも少なく朝早くなら練習があるので1日中疲れ切っていて新しいことを始めるエネルギーなんて湧いてきません。僕は楽器がやりたかったから吹奏楽とか軽音部入りたかったんだけど親が許してくれませんでした(´;ω;`)
今思うと部活なんて将来なんの役にも立たないんだから(プロに行くとかならともかく・・・)やるにしても自分の好きなことをやるべきだったと後悔しています。やる気やモチベーションが違うので上達も早いですからね。
毎日休みももらえず、嫌なことを1日中やるのって人生灰色で何も楽しくないです。仕事ならともかく部活だからお金ももらえなかったし。
今だったら親と喧嘩してでも部活は自分でやりたいものを選ぶと思います。
今はやりたいことをやる余裕が生まれて毎日がハッピーです。
自分の意志を示せるようになる
嫌なことを断ることができれば、自分の意思表示にもつながります。
なんでも受け入れてしまうってことは許容範囲が広いと捉えられるかもしれませんが、自分の意志が無いというか、キャラがないというか、人として魅力が感じられないと僕は思います。漫画やアニメのキャラでも自分の意志をしっかり示している人の方が僕は魅力的に見えます。
断われるようになるには

断れない性格の人が断れるようになるには具体的にどうすればいいかいくつか書いておくので、参考にしつつ自分なりのやり方を見つけてください。
返答を保留する
面と向かって相手の誘いを断るのは結構勇気のいる行為ですよね。その場で返事を保留して時間をおいてからメールやLineで断るようにしましょう。
一度時間を置くことで気持ちがフラットな状態で対応することができます。冷静な状態で行きたいか行きたくないか考えて返信しましょう。メールかLineなら面と向かうよりは断りやすいはずです。
断ることは悪くないことと考える
断ることは悪いことではありません。むしろ自分の意志をしっかり持っていて素晴らしいことだと思います。まずは「断ることはいけないこと」という考え方を改めましょう。
断ったあと感謝する
単に断るだけでは他の誘いも来なくなり友達が居なくなります(笑)
自分の行きたくないイベントはしっかり断る、けれどその代わり感謝を述べましょう。
「その日はやりたいことがあるからどうしても行けないんだ。僕は友達が居ないからいつも誘ってくれて嬉しいよ、ありがとう。その日は無理だけどまた誘って欲しい。」
みたいな感じです。誘ってくれたことに感謝の言葉をつけましょう。自分が行きたい時に誘うっていうのもいいと思います。
普段から自分の意志や考えを示すように癖付ける
断ることができない人は自分の意見を言うことに慣れていない人が多いです。
仲のいい友達同士の会話などで自分の意志を伝える練習をしましょう。遊びに出かける場所、ランチはどこで食べるか、何時に帰るかなどなど・・・
僕は最初、「帰りたい時間に帰ると言う」練習から始めました。仲のいい友達の集まりでも遊んでる時に自分ひとりだけ早めに帰るのは周りに悪い気がしますよね。でも早めに帰ったところで普通に遊びに誘われるし何も問題はありませんでした。
参考までに。
まとめ

断れるようになるとだんだん楽しくなってきます。
自分で自分の生き方を決めている実感が湧いてきてハッピーです。
あなたも明日から嫌なことはどんどん断っていきましょう。
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