この記事は2020年02月28日に更新されました。
こんにちは鈴木まさひろです。
ブラック企業を辞めて未経験からプログラマーへの転職を成功させました。4月から上場企業でプログラマーです。
しかし、会社を辞めた時の僕は絶望的な状況でした。
ブラック企業からどうやって未経験でプログラマーになったのかを話そうと思います。
人生のどん底から這い上がってくるまでに学んだことも書いたので参考になると思います。
僕がブラック企業を辞めて未経験からプログラマーになった流れ
Twitterでも当時のことはたまに呟いていますが下記の通り
・デレマスのライブに感動
・社畜マインドの破壊
・ボーナス貰った直後に退職
・職業訓練校で基礎を固める
・情報収集
順番にみていきます。
デレマスのライブに感動
Twitterやブログを見ている人は知ってると思いますが僕が会社を辞めることを考えたきっかけは大好きだった「アイドルマスターシンデレラガールズ」のライブに参加したことです。
平日休みの仕事だったので土日に休みなんて本来取れなかったのですが閑散期ということもあり、どうしてもとお願いしたら奇跡的にお休みをずらしてくれました。初めてのシンデレラガールズの生LIVE。本当に最初から最後まで楽しくて、絶対また来ようって思いました。
前から仕事が嫌でずっと辞めたかったのですがきっかけは間違いなくこのライブだと思います。
社畜マインドの崩壊
ブラック企業の人って「辞めたい」って言うけれどなかなかやめられないんですよね。
僕もそうでした。
・自分が居なくなったら仕事が回らない
・入社してまだ1年半だから今辞めたら転職できない
・もっときつい人がいる
・生活が変わるのが怖い
・転職は逃げ
上記のような感じです。
今見ると視野狭すぎですね。大して仕事もできなかったのに自分居なくなったら仕事回らないとか自意識過剰すぎですし。
こんな感じで転職したいとなんとなく思っていても具体的な行動に移せずにいました。
しかしデレマスのライブを見て少しずつ転職への憧れが強くなり、転職経験のブログを読み漁るようになりました。
そこで学んだことがあります。
・自分1人が抜けたところで会社は回る
・入社してすぐ退社しても転職はできる
・もっときつい人がいるからといって自分もきついことをする必要はない
・変化を楽しめ
・転職は逃げではなく戦い
中でも「転職は逃げではなく戦い」ってのはなるほどと思いました。
転職は自分の人生を真剣に考えるからこそ出てくる選択肢。嫌な仕事を愚痴を漏らしながら続けてしまうことこそが逃げ。
当時の僕にめちゃくちゃ響きました。
ボーナス貰った直後に退職
正確にはボーナスを貰ってから1カ月と2週間です。有給も含めるとだいたい2ヵ月前。ボーナス入ってすぐに上司に辞めると伝えました。
世の中には「ボーナスをもらった直後に会社を辞めるのは失礼じゃないか」なんて言う人が居ますが、そんなことはありません。いつ辞めるかは個人の自由です。2週間前に退職の意志を伝えれば辞めることができると法律でも定められています。
さすがに2週間は早すぎて引継ぎもできないので1カ月くらいを目安にすると会社も受け入れてくれると思います。
どうしても明日から有給休暇を消化して2週間後には退職したいという人は退職代行サービスなんてものがあるので利用してみるのもいいですね。
退職代行にお願いすれば会社と一切やりとりせずに退職できます。
僕はパワハラ上司の元で働いていたころに本気で利用しようと考えていました。それほど余裕がありませんでした( ゚Д゚)
職業訓練校で基礎を固める
職業訓練校でプログラム言語のJavaを学びました。職業訓練については別記事にまとめてあるので興味ある方は読んでみてください。簡単に説明するとお金をもらいながら学校へ通うことができます。
失業保険を1年以上払っていたら利用できる制度で再就職に役立つスキルや知識を1から学ぶことができる制度です。費用は無料でむしろ毎月お金をもらいながら勉強することができます。プログラミング以外にも介護や事務スキルなど様々なコースがあっていろいろ選べます。僕が通ったのは3カ月コースでしたが6カ月コースとかもあります。就職先の紹介も行ってくれるので結構よかったです。
僕は職業訓練でJavaを未経験から勉強したけれど3カ月でかなりレベルが上がったと思います。はじめは足し算とか引き算、最終的にウェブアプリ作れるまでにレベルアップしました。予習復習は結構やりましたが楽しかったので苦ではありませんでした。(プログラミングは働きだしてからも勉強が必要なので予習復習が苦痛ならやめた方がいいです。)
失業中はどんどんお金が減っていくのでお金に困る心配をせずに勉強に専念できるのはとてもありがたかったです。
情報収集
転職してもまたブラック企業に入ってしまったら意味がないので転職活動では情報収集を念入りにしました。といってもネットで調べられる情報は信用できない。会社のHPや求人サイトなんていいことしか書いてないです。
いろいろ判断する材料はありますが僕がホワイト企業を見抜くのに一番重視したことは人事部以外の社員さんの目です。社員さんの目が死んでる企業は絶対に入っちゃダメです。ブラックの可能性が高いです。逆に人事以外の社員さんが目が輝いていて楽しそうに働いている会社、雰囲気がいい会社はホワイトの可能性が高いので積極的に応募しましょう。他には上場している会社は良くも悪くも注目されるから労働時間がしっかり管理されている傾向があります。(あくまで目安です)
一番大事なのは様々な価値観に触れること

いろいろ書きましたが転職を終えて一番大事だと思ったことは、たくさんの人の価値観に触れて視野を広げることでした。
僕は学生時代はバリバリの体育会系で辛いことに耐えることは素晴らしい、逃げるのは悪、辛いけれどこういう考え方が正しいんだと思っていました。しかし、いろんな価値観に触れた今では少しずつ他の考え方も受け入れられるようになりました。昔の僕のままだったら転職なんてできずに旅行も行けないような会社に愚痴をこぼしながら時間をささげ続けたと思います。もちろん自分が幸せなら仕事に一生を捧げる働き方もアリだと思います。
いろんな価値観に触れるにはいつもと違う人とお話してみたり、話すのが苦手なら本やブログを読むのもいいと思います。
「嫌われる勇気」はめちゃくちゃおすすめです。他者を気にせず自分らしく生きてもいいんだってことを僕に教えてくれました。
大戦中から時は流れて、ネットが普及し個人の価値観が尊重される時代です。いろんな考え方に触れ、自分なりの考え方を見つけてください。僕はあなたの考えを尊重します。
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