どうもこんにちは!最近ガソリン代が払えなくてバイクに乗れていない水樹蒼海です。
大型バイク乗ると遠出する機会が増えてガソリン代、高速代ともに重くのしかかってきます(;^ω^)
さて、今回はバイク好きの友人A君の質問
「フロントフォークの倒立フォークと正立フォークは具体的に何が変わるの?」
に答えていきたいと思います!
僕もバイク乗りたての頃は気にしていなかったし違いは全く分からなかったです。
「倒立のがなんかかっこよくね?w」
くらいの感覚でした。
今日は初心者にもわかりやすいようにできるだけわかりやすくまとめていきます!
よくある質問の気筒数毎の違いはこの記事にまとめてあるのでよかったらどうぞ。
そもそもフロントフォークってどこ?
フロントフォークっていうのはバイクのフロントタイヤ(前タイヤ)を支えて路面の衝撃を吸収しているパーツ。
中にはスプリングとスプリングの伸縮の衝撃を緩和するダンパー機構というものが内臓されています。;
画像の矢印の部分です。この部分が伸びたり縮んだりして衝撃を吸収するんですね。
正立フォークとは
正立フォークはインナーチューブ(細いほう)が上部、アウターチューブ(太いほう)が下部の作りになっています。
中型バイクに多い作りです。
倒立フォークとは
正立フォークと逆でインナーチューブ(細いほう)が下でアウターチューブ(太いほう)が上の作りになっています。
倒立フォークはスーパースポーツのバイクに多い機構です。

正立フォークと倒立フォークのそれぞれのメリット、デメリット
本題の正立フォークと倒立フォークのメリット、デメリット解説していこうと思います!
正立フォーク
メリット
・コストが安い
部品点数が倒立フォークと比べて少なく、作りも簡単なので価格が安いです。だから、値段を抑えないといけない中型バイクは正立フォークが多く採用されています。
・整備代が安い
あるバイク用品店のフロントフォークのオーバーホール代を見ると、倒立だと18900円なのに対し正立だと15660円と3000円ちょっと安くなります。
デメリット
・倒立と比べて剛性が低い
剛性が低いと高スピードからフルブレーキをかけた時インナーチューブの曲がりやヒズミが多くなるので不利になります。
倒立フォーク
メリット
・剛性が高い
細いインナーチューブで車体を支える正立フォークと逆で太いアウターチューブで車体を支えるので剛性が高い。ハードなブレーキング時でも曲がりやヒズミが少ないので有利。
・バネ下荷重の減少
自動車やオートバイは車体より下のパーツを軽くすると車体で軽量化するよりも効果が高いんです。倒立フォークはバネ部より下のほうが軽くなるため正立フォークに比べると有利です。
デメリット
・コストが高い
正立フォークよりも作りが複雑で使われている部品も多いのでコストが高いです。
・整備代が高い
作りが複雑で部品も多いので正立フォークよりも高くなっています。
・オイル漏れの危険性
正立フォークと違って倒立フォークはインナーチューブが下向きについているのでオイルが漏れたらそのまま下に流れていきます。
このオイルでブレーキが利かなくなったりタイヤが滑ったりしたら危険です。
まとめ

倒立フォークの方がお金はかかるけれど性能がよくて、レース用のバイクや高性能なバイクに使われていることが多いです。
逆に正立フォークはコストが安いことを武器に中型バイクに使われていることが多いです。
でもぶっちゃけ
「俺はサーキットで超高速スピードからフルブレーキしてコーナーに進入するんだ!」
とかやらないならどっちも変わらないんで気にしなくていいと思います。
ちなみに僕はサーキットとか走れないのに見た目が好きだからという理由で倒立フォーク派です(笑)
今回の記事は以上です。最後まで読んでくれてありがとうございました。
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