※2018年11月投稿
「250㏄はどんなバイクがあるのか知りたい」
「学生なので維持費がなるべくかからないバイクに乗りたい」
この記事はそんなあなたに向けて書いています。
どうも、某バイク販売会社で営業をやっていた水樹蒼海です。
大学生の頃学校の駐輪場で見たNinja250Rを見てひとめぼれ。自分もバイクに乗りたいと思い自分もバイクの免許を取りました。
しかし、免許を取ったはいいけれど学生なのであまりお金もありませんでした。
だから僕は維持費が安い250㏄のバイクを選びました。
250㏄のバイクは維持費が大型バイクに比べて安いので、学生でありながら楽しいバイクライフを満喫することができました。
この記事では僕のようなお金にあまり余裕がないけれどバイクに乗りたいと思う人向けに、2018年11月現在、中古で購入することを前提に維持費の安い250㏄バイクの中からジャンル別にいくつか紹介していこうと思います。
古すぎるバイクは中古だと程度がいい物が見つかりにくいので今回は除外しました。
スペックの気筒数の違いが分からない人にはこちらの記事をおすすめしてます。
あなたのバイク選びの助けになれば嬉しいです。
それでは紹介していきます。
ネイキッド

ネイキッドバイクはバイクの中でもベーシックな形です。
「バイクにあまり詳しくない人がバイクと言われて最初に思い浮かべる形」と言ったらイメージしやすいでしょうか?
ネイキッドは「裸」という意味でカウルなどがついておらずエンジンがむき出しになっているバイクを指します。
おすすめネイキッドバイクその① HONDA VTR250

スペック(2010年モデル)
・最高出力 30PS
・燃料タンク 12L
・気筒数 2気筒
・シート高 755mm
・重量 161kg
250㏄でVツインエンジンの鼓動を感じながらもスポーツ走行ができる珍しいバイク。
高回転に向けて盛り上がりのある吹け上がりでライダーを楽しませてくれます。
峠から街乗りまで何でも楽しめるパワフルなエンジンをもち、頑丈でジムカーナ車両としても人気があります。
軽い車体、良好な足つきは背が小さい人や女性ライダーも安心です。
おすすめネイキッドバイクその② HONDA ホーネット

スペック
・最高出力 40PS
・燃料タンク 16L
・気筒数 4気筒
・シート高 745mm
・重量 168kg
ホーネットはスズメバチという意味。
ホーネットと言えば高回転エンジンと極太リアタイヤ。
250㏄直列4気筒エンジンは高回転まで吹け上がるが、ネイキッドらしく低中回転域での出力を重視しているため低速のパワー不足を感じさせないです。
リヤタイヤが太いおかげで地面との設置面積が広く安定性がある。
ちなみに設置面積が狭いとちょっとした小石などの障害物や地面の凹凸でふらつき、不安定になりやすいです。
スポーツ走行が好きな人には特にお勧めです。
おすすめネイキッドバイクその③ Kawasaki バリオス2

スペック
・最高出力 40PS
・燃料タンク 14L
・気筒数 4気筒
・シート高 745mm
・重量 151kg
バリオスという名前はギリシア神話の神馬。名前がかっこよくて厨二心をくすぐります。
さて、バリオスはホーネットと同じく高回転型のエンジンです。
バリオスをベースに低中速トルク強化がしてあるので低速トルクもちゃんとあります。
峠でスポーツ走行するのもよし、普段の足で街乗りに使うのもよし。
バリオスもホーネットと同じくスポーツ走行が好きな人におすすめです。
バリオスについてはこちらの記事に詳しく書いてあるので気になった方はどうぞ。
おすすめネイキッドバイクその④ Kawasaki Z250

スペック
・最高出力 31PS
・燃料タンク 17L
・気筒数 2気筒
・シート高 785mm
・重量 170kg
Ninja250のカウルを取っ払ってネイキッド版にしたモデル。
攻撃的なデザインで若者を中心に絶大な支持を受けています。
一般的にストリートファイターというジャンルに分けられます。
最大出力31馬力と4スト250㏄バイクにしては中々の高出力。
低速走行でも安定したトルクがあり、見た目とは違ってかなり乗りやすい車両なので初心者にもおすすめです。
おすすめネイキッドバイクその⑤ Yamaha MT25

スペック
・最高出力 35PS
・燃料タンク 14L
・気筒数 2気筒
・シート高 780㎜
・重量 166㎏
「大都会のチーター」をコンセプトに開発されたネイキッドスポーツバイクです。
都会の街並みによくなじみます。
シャープでスタイリッシュなデザインはチーターを目指したからだそう。
エンジンはYZF-R25のものを流用しているのでパワフルかつ高回転までスムーズにエンジンが回ります。
なのでスポーツ走行も250㏄の中では得意なほう。
重量は軽く、取り回しも簡単で初心者や女性ライダーも安心できる。
また、軽い車体は軽やかな走りを可能にしてくれるので街乗りからツーリングまでどんなシーンでも活躍できるでしょう!
おすすめネイキッドバイクその⑥ SUZUKI GSR250

スペック
・最高出力 24PS
・燃料タンク 13L
・気筒数 2気筒
・シート高 780mm
・重量 183kg
GSRシリーズの250cc 版。
エンジン性能は控えめだが、通常時に使う回転数での使いやすさを重視しされています。
音が静かでなめらか、燃費もよくトルクフルで扱いやすい。
他の250ccに比べて車体が大きく、迫力がある。
大きい人には結構似合う。
今風のストファイ系の見た目、低燃費から海外でも人気!
おすすめネイキッドバイクその⑦ HONDA CB250F

スペック
・最高出力 29PS
・燃料タンク 13L
・気筒数 単気筒
・シート高 780mm
・重量 158kg
CB250Rをカウルを取っ払ってネイキッドにしたもの。
他のメーカーのストリートファイターはみんな2気筒なのでストリートファイターっぽい見た目で単気筒に乗りたかったらこれがいいと思います。
単気筒なので他のメーカーの同クラスバイクより1段階軽い車体は大きなメリットではないでしょうか?
フルカウルスポーツ(スポーツレプリカ)

フルカウルスポーツ、スポーツレプリカ、スーパースポーツと呼び方はいくつかあります。
個人的にこのクラスのフルカウルをスーパースポーツと呼ぶのは少し大げさな気もしますが(;・∀・)
名前の通りレースに出るようなバイクの形をもとにしたフルカウルのバイク達で運動性能と軽さが売りです。
また、ハンドルがセパレートハンドルという左右のハンドルが独立した独特な形になっていて好みが分かれます。
最近また盛り上がってきたジャンルで若者を中心にフルカウルに乗る人が増えている。
ちなみに僕の最初のバイクのNinja250Rもこのジャンルです。
おすすめフルカウルバイクその① Yamaha YZF-R25

スペック
・最高出力 35PS
・燃料タンク 14L
・気筒数 2気筒
・シート高 780mm
・重量 167kg
公式サイトで「毎日乗れる、スーパーバイク。」と銘打っているだけあり完成度が高い。
ダイヤモンドフレームの軽い車体から来る軽快さは乗っていてライダーを高揚させます。
そしてなんといっても250ccで最高出力35PSを叩き出す力強いエンジンは低中速での扱いやすさ、中高速での高揚感、燃費をバランスよく実現!
初心者からリターンライダー、ベテランライダーのセカンドバイクに幅広くお勧めできるバイクです。
ちなみにこの車体に320ccのエンジンを載せてよりパワフルにしたYZF-R3も人気。
YZF-R3も中型免許で乗れるから車検あってもいいという人は選択肢に入ります。
おすすめフルカウルバイクその② Kawasaki Ninja250R

スペック
・最高出力 31PS
・燃料タンク 17L
・気筒数 2気筒
・シート高 775mm
・重量 168kg
フルカウルスポーツブームを起こした張本人。現在はフルモデルチェンジしてNinja250に。
こいつが売れたから他のメーカーが急いで250㏄のフルカウルスポーツを作り始めた。
筆者の初バイクでもあります。
感想としてはとにかくコーナリングが楽ということ。
コーナリングが下手な人でもバイクがどんどん曲がらせてくれるので上手くなったと錯覚してしまうほど。
エンジンは外見的な見た目とは裏腹に中低速重視で日常使う実用的な出力特性だった。
また、人気車種ということもあり、中古市場の玉数も多く相場が安定している、自分に合った色、自分の予算に合った車両も見つけやすい。
フルモデルチェンジNinja250の存在もあり、旧型のNinja250Rはますます安くなってきてお買い得です。
おすすめフルカウルバイクその③ HONDA CBR250RR

スペック
・最高出力 38PS
・燃料タンク 14L
・気筒数 2気筒
・シート高 790mm
・重量 165kg
同クラススポーツカウルを圧倒する38PSのパワフルなエンジン、スロットルバイワイヤシステムなどを中心とした電子制御。
倒立式フロントフォークやアルミスイングアーム・・・etc
とにかく250㏄にしては豪華な装備を持っているのも魅力。
初心者からベテランまで様々な楽しみ方ができるバイク。
走りにこだわりたい人はぜひ買ってみてはどうでしょうか?
おすすめフルカウルバイクその④ Suzuki GSX250R

スペック
・最高出力 24PS
・燃料タンク 15L
・気筒数 2気筒
・シート高 790mm
・重量 178kg
「街乗りにおける日常的な扱いやすさを持つスタイリッシュなスタンダードバイク」というコンセプトで開発されたSUZUKIのフルカウルスポーツ。
コンセプト通り乗りやすく、かっこいい。
評価の高いGSR250のエンジンを一部改良して搭載している。
低中速重視のエンジンで街乗りに最適です。
スペックは控えめだがその分扱いやすく素直な性能をしていて初心者にも扱いやすい。
おすすめフルカウルバイクその⑤ Kawasaki Ninja250SL

スペック
・最高出力 29PS
・燃料タンク 11L
・気筒数 単気筒
・シート高 780mm
・重量 149kg
Ninja250の単気筒モデル。
Ninja250は31PSだがこちらのNinja250SLは28PS。
しかし、車体が20kg以上も軽量なことで力不足を感じさせない。むしろ3PSの差を補って余りある。
ちなみにSLはスーパーライトの略である。
とにかく軽いので取り回しも楽で、女性ライダーには特におすすめの車両です。
オフロードバイク

オフロードバイクはオンロードだけでなく、林道やダートなどのオフロードを走ることができるよう設計されたバイクです。
オフロードバイクは比較的安く、軽くて頑丈な作りのものが多く立ちごけしやすい初心者にもおすすめです。
慣れてきたら林道へ遊びに行くのも楽しいですよ!
おすすめオフロードバイクその① Kawasaki Dトラッカー

スペック
・最高出力 24PS
・燃料タンク 7.7L
・気筒数 単気筒
・シート高 860mm
・重量 138kg
KLXをベースにオンロードタイヤを履かせてオンもオフもこなせるようにしたモタードというタイプのバイクです。
オフロード的な見た目だけど乗り味はオンロードに近く初心者でも乗りこなしやすい。
また、カスタムパーツも豊富で慣れてきたらカスタムに挑戦したいという初心者ライダーにもおすすめ!
おすすめオフロードバイクその② Yamaha セロー250

スペック
・最高出力 18PS
・燃料タンク 9.6L
・気筒数 単気筒
・シート高 830mm
・重量 130kg
ばくおん!の恩紗ちゃんも乗っているセロー。
恩紗ちゃんが乗っているのはセロー225Wですがこちらはモデルチェンジ後で排気量を上げた250。
排気量が上がった分前のモデルよりよりパワフルになりました。
足つき性がよく、取り回しも楽で初心者からベテランまで人気。
速いスピードで走るよりはのんびりと野山を走るのに向いている。
価格が安いのもGOOD!
おすすめオフロードバイクその③ Kawasaki KLX250

スペック
・最高出力 24PS
・燃料タンク 7.7L
・気筒数 単気筒
・シート高 890mm
・重量 136kg
エンデューロレース(オフロードのレース)で培われたエンジンや倒立フォーク、ユニトラックサスペンションなど、オフロードを速く走ることを楽しむことができるバイク。
低速から中、高回転までスムーズに吹け上がるのでとても楽しいです。
オフロード走行を本格的にやってみたいと思う人には自信をもっておすすめできるバイクです。
オフロードバイクおすすめその④ HONDA CRF250L

スペック
・最高出力 24PS
・燃料タンク 7.8L
・気筒数 単気筒
・シート高 875mm
・重量 131kg
初心者でも乗りこなせる取り扱いやすさとオフロードの走破性の高さで人気のCRF250L。
オンとオフを問わずさまざまな道を走り回ることができるのでツーリングにもおすすめです。
また、価格が安いのも魅力。
クルーザー(アメリカン)

クルーザーというタイプはアメリカのハーレーダビッドソンのブランドが定着しているので日本ではアメリカンと呼ばれることが多いです。
僕も最初アメリカンって呼んでいましたが正確にはクルーザーです。
アメリカのような広い国によくあるひたすらまっすぐ続く道路を快適に走ることができるよう設計されています。
そのため、コーナリング性能よりも直進安定性が重視された作りになっています。
また、車高が低いので足つきがいいのも魅力。
特徴は大排気量、大柄な車体、トルク重視のエンジン!
・・・なのですが250ccのクルーザーは排気量が小さいので少し力不足に感じることも・・・
なのでクルーザーに乗るのなら400cc以上、できれば大型バイクがいいと思います(;・∀・)
が、中には
おすすめクルーザーその① Yamaha ドラッグスター250

スペック
・最高出力 20PS
・燃料タンク 11L
・気筒数 2気筒
・シート高 670mm
・重量 160kg
クルーザーの中でも完成されたデザインとして大人気のドラッグスターシリーズの250バージョン。
「ロー&ロング」なクルーザーらしい車体は400cc並みの迫力がある。
高速走行もある程度はできるので高速道路を長時間乗る人には快適だと思います。
おすすめクルーザーその② Honda レブル250

スペック
・最高出力 26PS
・燃料タンク 11L
・気筒数 単気筒
・シート高 690mm
・重量 168kg
軽量で取り回しやすいサイズの車体に扱いやすい出力特性のエンジンを搭載し、幅広い層が楽しめるようにとHondaが開発した新型クルーザー
タフでクールな見た目はぱっと見ただけでかっこいいと思うことができる。
軽くて足つきがよく初心者、女性ライダーにもおすすめです。
エンジンは低回転域からトルクフルで使いやすく、高回転まで気持ちよく伸びのある特性で心地いい。
さいごに
250ccのバイクだけでもまだまだ種類はあり、今回紹介したものはほんの一部です。
まだまだ種類はありますので実際にバイク屋さんへ行ってみることをおすすめします。
バイク屋さんの選び方はこちらの記事にまとめてあります。
写真で見るのと実車をみるのとでは印象も違ってくるので新しく気に入るバイクが見つかるかもしれませんよ!
それではよきバイクライフを!ノシ
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