【最終更新2019年10月】
今日はTANAX(タナックス)のキャンピングシートバッグ2を使って3ヵ月ほど経ってキャンプツーリングにも5回ほど行ったのでレビューをしようと思います。
2018年の6月に僕はNinja250RからYZF-R1へ乗り換え今まで使っていたホムセン箱&サイドバックのキャンプ装備を装着できなくなったので購入。
当時の装備です。流石に新しく買ったYZF-R1にこれは付けれないですね(笑)
R1は引っ掛けるところが少ないのと傷が怖くて。で、せっかくなのでちゃんとしたメーカーのちゃんとした作りのキャンプ用の大容量バッグを購入しました。
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引用:タナックス公式HP
TANAXキャンピングシートバッグ2 スペック
まずは気になる基本情報から。
色・材質 : カラー:ブラック
素材:1680Dナイロン+PVCレザーサイズ : 350(H)X620(W)X350(D)mm(最小時)
350(H)X820(W)X350(D)mm(最大時)
※横(W)サイズはサイドポーチを含みます。容量 : 59〜75L 部品構成 : ・本体×1
・固定ベルト×4
・レインカバー×1
・接続バックル×1
・ショルダーベルト×1
・ホルダーベルト×2
(製品に装着されています。)
・セフティベルト×1容量 : 59〜75 リットル :引用タナックス公式HP
積載性
容量は脅威の59~75リットル

フルフェイスのヘルメットと比べてもこの大きさ。
これだけあれば余裕でキャンプに行けます。サイドバックなんて必要ありません。バックはこれ一つで事足りるほど容量があります。
僕はキャンプへ行くときはいつもこのバック一つで行っているのですが足りなくなったことがありません。
ソロのバイクキャンプだと十分すぎるくらいです。
実際に積載したらこんな感じです。

(ふもとっぱらへ行ってきた時の写真です)
余裕でキャンプできそうです。


両サイドにはちょっとした小物入れもあってすぐに取り出したい物を入れておけます。僕はいつもGOPROや携帯の電源コードやモバイルバッテリー入れています。

逆側(開く方から向かって左側)の小物入れは簡単に取り外して持ち運ぶことが可能。

こちら側には財布等の取られたら困るものを入れてバイクから離れる時は一緒に持ち歩いています。
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引用:タナックス公式HP
両サイドのチャックを開ければ横に広がりさらに容量が増えてこれで75リットルになる(すごいぞキャンピングシートバッグ2)
ホールディングコード

75リットルのただでさえ大容量のこのTANAXキャンピングシートバック2ですが、実際には75リットルよりたくさんの荷物を載せることができます。
バックの上にはゴム素材のひもがついています。
これは軽くてかさばるものを載せるのにめちゃくちゃ便利なんです!
例えば寝袋、テントに敷くマット類などは軽いけれどバックの中に入れたら容量圧迫しやすいですが、このホールディングコード使えばバック内の容量を圧迫せずに載せることができます。

こんな感じに。僕は寝袋、サンダル類はこのホールディングコードを使って載せています。コードの長さ自体も調節できるので大きさに合わせて使用することができて便利でした!
あまりに重い物(テント本体など)をこのゴム紐で固定するのはおすすめできません。
重心が高くなるし重い物だとゴムの固定では弱いですからね(;^ω^)
容量には余裕があるんですからおとなしくバッグの下の方に入れて重心を下げた方が安定して無難だと僕は思いました。
ホルダーベルト
さらにこのバックの背中にはホルダーベルトってのがついていてマットみたいな長くて丸い物固定することができます。
固定方法
・固定ベルト×4
・ショルダーベルト×1
・セフティベルト×1
付いていて普通のバイクなら固定には困らないでしょう。
えーしかしながら僕の乗っているYZF-R1のようなスーパースポーツはベルトで固定できるところがほぼ無いです。
そこでネットで得た知識を丸パクリお借りして載せることに成功しました。

固定用のベルトをタンデムシート下から引っ張ってくるという作戦です。
真ん中にリングを仕込みそこから4つのベルトを出しています。こうすることでお互いが引っ張り合ってバッグ本体がずれにくくなってグッドです。
名古屋からふもとっぱらキャンプ場(静岡の富士山らへん)へ高速で行ったとき(片道約240km)も全くずれなかった実績があります。簡単に取りつけできるしお勧め!
※2019年10月3日追記:このキャンピングバックで北海道で焼く半月の間キャンプしながらツーリングしましたが全く荷崩れしませんでした。スーパースポーツ乗っている人でも北海道でキャンプするのを諦めなくてすみます!というか北海道で会うライダーの体感8割の方はタナックスのキャンピングシートバッグ2を使っていて笑いましたwそれだけ信頼されているということですね!写真は日本最北端へ向かうオロロンラインです!

レインカバー付き
雨が降っても大丈夫なようにレインカバーも標準で付属。バックの中身を保護してくれます。
僕はまだ使ったことないので詳しくは書けませんが、見た感じ大きくてかなり余裕のある作りな模様。
まぁ、雨予報なのにキャンプツーリングに出かける人はいないと思いますが、緊急用にバックの中に忍ばせておきましょう。
Dリング
バックのいたるところにDリングがついていてフック等を引っ掛けることができ、別売りのツーリングネット等を使うとさらに積載性を増やすことが可能。
僕はこれで焚火台兼、バーベキューコンロを固定してました。
こういう細かい設計がTANAXのこだわりを感じますね。
デメリット
このTANAXツーリングバック2の唯一の無視できない欠点はこれを装着するとバイクに跨りにくいということです。
特に体固い人は乗るとき足をタンデムシートの上に回すことができないので乗り方に気を付けないといけません。
逆に言うとデメリットはそれくらいで他はよくできていると思います。
というかこれについては大きめのシートバックつけたらどれも同じなのでデメリットに入れるかどうかすら迷ったレベルです(笑)
色
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出典:Amazon
Amazonで買える色は上の3種類。
・アクティブオレンジ
・デジカモ
・ブラック
僕が使っているのはどんなバイクにもあいやすいブラックです。おすすめ。
まとめ

TANAXのキャンピングシートバッグ2は積載性、デザイン、固定のしやすさどれを取っても高レベルにまとまってると思います。
(Ninja250R時代のホムセン箱にはもう戻れないwww)
僕の場合、これを買えば他にサイドバック買わなくて済むのも大きかったです。サイドバックはセンターマフラーのR1(`06)とは相性悪いですからね(;^ω^)
R1のデザインにも違和感なく溶け込んでくれたのでスーパースポーツ乗りとしてはそこもグッドでした。
今ならAmazonでだいぶ値段が下がってきているのでこれからキャンプツーリングに挑戦する人には買いではないでしょうか?
小さくて日常使いや1泊2日くらいのホテル泊りに使えるシートバッグもレビューしてるのでよかったらそちらもどうぞ!
タナックス(TANAX) キャンピングシートバッグ2 モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-102 (可変容量59-75ℓ)
質問などありましたらコメントかTwitterでしてください。すぐに返信します。
【追記】
1年程使ったので追記。キャンプツーリングに何度か使っていますがどこか不具合箇所が出るとか、不満点が新たに見つかるとかはなかったです。
今もし壊れてもまたこれを買おうと思います。とてもいい買い物をしたってのが今の感想!
同じR1に乗ってます。
タナックスのキャンピングシートバッグ2がほしくてR1への取付方法で悩んでたんですが、大変参考になりました。
ありがとうございました
こまつさん、コメントありがとうございます。
R1積載ないので大変ですよね(;^ω^)
ただこの方法はシートカウルに細かい傷がつくことがあるので保護ステッカーなど貼るのをお勧めします。